月刊写真誌『歴史写真』


ディレクターの中西です。
『やっぱり本が好き!国際ブック・アート・ピクニック』は、現在ポーランドに留学中の元・アポリアスタッフ登久希子さんと現・アポリアスタッフふるさかはるかさんの2人の経験やセンス、さらに当NPOが今までつちかってきたネットワークを、フル活用する企画です。
今までにない視点をこの企画で是非提案したいと考えています。
欧米の作家にブック・アートのルーツを求めるのではなく、地元のアーティストの大先輩たちの本とのかかわりにも注目しています。

例えば、大正から昭和にかけての月刊写真誌『歴史写真』の表紙や挿絵には、大阪の女流画家たちが描く『美人画』が使われていました。ページを きれいにとりはずせるような製本なので、もしかしたら各家庭で読んだ後に、好きな絵を取りはずして、部屋のどこかに飾ったのかもしれませんね。絵という アートが本の形態で人々に届けられたというのは、まさに『ブック・アート』ではないでしょうか。

写真は、今回の展覧会に展示予定の『歴史 写真』を並べているところです。(大阪市立近代美術館準備室・学芸員の小川知子さんの個人コレクションをお借りします)。ちなみに左上にみえているのは、 同じく今回の展覧会に出品予定の韓国の写真家のよる聴覚障害者の俳優とのコラボレーション作品で蛇腹本になってます。


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by bookartpicnic | 2009-11-25 16:37 | ブックアートピクニック2009