ブックアート研究会(第6回)のお知らせ

ブックアート研究会(第6回)開催のお知らせ

日時:4月18日(金)18:30~21:00

会場: 大阪市総合生涯学習センター会議室 (大阪駅前第二ビル6階)第2会議室
*学習センターの受付は5階です。今回の会場「第2会議室」は6階の大阪市立大学都市創造学科のフロアの一角にあります。5階から非常階段を使ってあがることもできます。
*会場費11100円(プロジェクタ使用料含む)は参加者で割り勘にします。

予定議題:
・近況報告&情報交換(小発表歓迎!)
・今後の方針
など。

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# by bookartpicnic | 2014-03-26 11:49 | 研究会

ブックアート研究会(第五回)レポート

日時:2012年12月27日(木)15:00~17:00(開場~)
会場:大阪市総合生涯学習センター会議室 (大阪駅前第二ビル5・6階)第3会議室

内容:
1.近況報告&情報交換

しばたさん(中西代読) 「水辺の図書館」について
中西 「ブックアートピクニック・ドキュメントブック」進捗報告
    「本の島」紹介
つかもと 「Beinecke Rare Book and Manuscript Library」[Peabody ESSex Museum]の紹介
城戸 「ブックアートウイーク 京都」「小樽ブックアートウイーク」参加報告

2.来年

・今まで通り、年四回程度開催
・発表したい人が発表
・なにか年間テーマのようなものを決めて、それについて作品や研究を準備していき、来年末に一斉に見せる(?)機会を持ってもいいかも。

3.次回
・4月末
・つかもとさんの発表
・年間テーマ決め

そんな感じでした。

よい新年をおむかください!
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# by bookartpicnic | 2012-12-30 11:49 | 研究会

ブックアート研究会(第五回)

日時:2012年12月27日(木)15:00~17:00(開場~)
会場:大阪市総合生涯学習センター会議室 (大阪駅前第二ビル5・6階)第3会議室

内容:
1.近況報告&情報交換

2.今後の予定

☆参加費は無料ですが、資料代実費、会場費を参加者人数で割った金額をいただきます。

お申し込み・お問い合わせ先:bookartstudies(at)gmail.com
(at)を@に替えてお送りください。
お名前・ご連絡先をご記入の上12月26日(月)までに上記メールアドレスまでお申し込みください。

●同日、18時より同会場にて関連イベントあり
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# by bookartpicnic | 2012-12-02 11:23 | 研究会

THE LIBRARY 2012

Gallery ART SPACE Produce
『THE LIBRARY 2012』*入場無料

会期:2012年8月21日(火)~9月1日(土)会期中無休
時間:11:30~19:00(最終日17:00まで)
会場:トキ・アートスペース
番地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-42-5 サイオンビル1F
電話: 03-3479-0332
http://homepage2.nifty.com/tokiart/map.html
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# by bookartpicnic | 2012-08-23 21:45 | ブックアート関連イベント情報

ブックアート研究会(第四回)

日時:2012年8月27日(月)9:45~12:00(開場9:30~)
会場:大阪市総合生涯学習センター会議室 (大阪駅前第二ビル5・6階)第1会議室

内容:(敬称略)
1.報告&発表
 つかもとやすこ(美術家)「Book artーNYの状況を見て」
 池田朗子(美術家)「絵本制作経過」&「台北アートイベント/very fun park」の報告
 中西美穂(アートプログラムディレクター)「第二回ブックアートピクニック妄想中」

2.情報交換

☆参加費は無料ですが、資料代実費、会場費を参加者人数で割った金額をいただきます。

お申し込み・お問い合わせ先:bookartstudies(at)gmail.com
(at)を@に替えてお送りください。
お名前・ご連絡先をご記入の上8月26日(日)までに上記メールアドレスまでお申し込みください。
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# by bookartpicnic | 2012-08-12 22:08 | 研究会

第三回研究会:レポート

第三回研究会


日時:2012年4月22日(日)14:30〜
会場:池田朗子さんのアトリエ
参加者数:13名(アーティスト、研究者、愛好者、アートNPOスタッフ、大学院生等)
発表内容:

■発表1
池田朗子(美術家)
「できるかな/絵本をつくりたい」
育児をきっかけに絵本に興味を持った池田さんが、我が子の反応もとにした絵本分析を、自らの子ども時代の思い出も交えながら報告。また、そのような分析を踏まえて、写真をつかった現代美術作品を生業とする池田さんが、「幼児向け絵本をつくるならこんな感じにしたい!」というアイディアの発表があった。
参加者からは、各自の絵本に関する思い出や、画家としても有名な元永さんの画業と絵本の仕事との相違に関するコメントなどがあった。

紹介された本
・『ぐりとぐら』中川季枝子・文、大村百合子・絵
・『もこもこもこ』谷川俊太郎・文、元永定正・イラスト
・『おおきい ちいさい』元永定正・さく
・『がちゃがちゃ どんどん』元永定正・さく
・『ごぶごぶ ごぼごぼ』駒形克己・さく
・『おつきさまこんばんわ』林明子・さく


■発表2
福本浩子(美術家)
「THIS IS NOT A BOOK?-『これは本ではない』展の報告を中心に」

展覧会『これは本ではないーブック・アートの広がり』(2010年11月20日~2011年1月23日:うらわ美術館、2011年2月26日~3月27日:福井市美術館)の出品作家の一人である福本さんが、展覧会図録にそって作品ひとつひとつについて解説。探偵ナイトスクープに出演経験もある、おもろキャラの福本さんの口調に引きこまれ、何度も爆笑しながら、参加者一同は展覧会に想いを馳せた。
また、聞き手の森下さんは、1975年出版の『これは本ではない』(清水徹・編集、白倉敬彦/エディシオンエパーヴ・発行)を持参し、この展覧会『これは本ではない』というタイトルは、出品作品の《THIS IS A BOOK》(柏原えつとむ、1970年)をコンセプトの中心に据えているというよりは、キュレーター森田一による、35年越しの、白倉さんへの返答ともいえる展覧会ではなかったのか、とコメントをした。そして、1975年と2010年の『これは本ではない』は、大きさは違うものの、裏表紙のグレーが似ていることを参加者一同で確認した。
さらに、この2010年の『これは本ではない』展覧会図録の「関連年表「これは本ではない」のための年表」」には、1979年に西武美術館で開催された『アーティスト・ブックU.S.A. 芸術家による手づくり本』が抜けている。そして「「本をめぐるアート」の関連事項を網羅するものではない」と断り書きがある。当研究会としては、現在の日本のブックアート及びその関連表現において1979年の展覧会は非常に重要な展覧会だったと考えている。しかし、この2010年の展覧会図録の年表にはない。この図録編集者が、どのような研究意図を持って年表制作をしたのか知りたいとの意見も。そして「年表では網羅できないからこそブック・アートっておもろいんやん!!」とツッコミを入れつつ大団円に。(一部脚色!?)

紹介された本
・『これは本ではないーブック・アートの広がり』2010年
・『これは本ではない』1975年

■次回は8月頃です。詳細未定。


絵本「もこもこもこ」の読み聞かせに集中する参加者


福本さんは右から3人目です。



二冊の『これは本ではない』。小さい方が1975年、大きいほうが2010年


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# by bookartpicnic | 2012-04-23 21:57 | 研究会

ブックアート研究会(第三回)


日時:2012年4月22日(日)14:30~(開場14:00~)
会場:池田朗子さんのアトリエ

内容:(敬称略)
1.報告&発表
福本浩子(美術家)http://hiroko-fukumoto.com/
「THIS IS NOT A BOOK?--『これは本ではない』展の報告を中心に」
池田朗子(美術家)http://ikedaakiko.net/
「できるかな/絵本をつくりたい」

2.情報交換(各参加者によるブックアート情報や、お気に入りの書籍&アート紹介/テーマ「アースデー」)
3.交流会(一品持ちよりパーティー)

☆今回は少人数なのでプロジェクタを使いません。もし自宅に「「THIS IS NOT A BOOK?--『これは本ではない』展」のカタログがあれば持参ください。
☆参加費は無料ですが、資料代実費、交流会用の飲み物代を参加者人数で割った金額をいただきます。
☆お気に入りの書籍やアート情報を持ってきてください。テーマは「アースデー」です。

お申し込み・お問い合わせ先:bookartstudies(at)gmail.com
(at)を@に替えてお送りください。
お名前・ご連絡先をご記入の上4月20日(金)までに上記メールアドレスまでお申し込みください。




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# by bookartpicnic | 2012-04-13 09:41 | 研究会

第二回研究会:レポート

第二回研究会


日時:2011年12月27日(火)13:30〜(開場13:15)
会場:総合生涯学習センター第七研修室(梅田第2ビル5階)
参加者数:14名(アーティスト、研究者、愛好者、アートNPOスタッフ等)
発表内容:

■発表1
蛇谷りえ (こどもとアートとその周辺のためのプロジェクト[RACOA]ディレクター)
「ジンフェアレポート〜ジンに関わる人たちのビデオインタビュー上映と行ってみた感想〜」

 前回の研究会で話題に上った「最近よく耳にするジンってなに?」という疑問。バンドなどのファン同士でつくる同人誌の一種「ファンジン」と呼ばれるものがそのルーツらしい、という意見があったものの、実際どんなものなのか、どんな風に使われているのかは、いまいちはっきりしなかった。そこで、「大阪ジンフェア」がFLOAT(大阪・西九条)で定期的に開催されているので、蛇谷りえさんが潜入レポートすることに。「大阪ジンフェア」の会場の様子や主催者からのインタビューを交えた映像によるレポートは、ジンを作って配って楽しむ人たちの生の様子を伝えてくれた。

 主催者のミカさんとアンナさんのお話によると、ジン(zine)はマガジン(magazine)やファンジン(fanzine)の短縮型とのこと。基本的に手渡しやお店においてもらうなどして配るもので、少部数発行のためか、作り手と渡り手が繋がりやすいそうだ。ちなみに無料で配られるフリーペーパーとの違いはというと、「フリーペーパーは新聞的で大量部数発行」「ジンは雑誌的で少部数発行」というなんとなく納得してしまうような棲み分けがあるようだ。ジンのよさはいろいろある。まず「楽にできる」「交換できる」「日本語が間違っていても出せる(!)」「自分を表現したものを直接相手に渡して話すきっかけになる」。実体のあるコミュニケーションツールとして機能する点が、ジンの人気の秘密らしい。そして印象的だった言葉が、「日本には文房具が豊富でコピー機がどこにでもある」ということ。ジンを作るには、日本はうってつけの環境だそうだ。

 1960年代に現れたジンは、1970年代には音楽や女性の自立活動と結びついたり、レコード屋でグラフィックデザイナーが手がけたジンが販売されたりという歴史の中で、東京では2009年6月から「Zine's Mate」というジンフェアが始まり、大阪ではリトルプレス専門店「Books Dantalion」さんがジンの火付け役となっているそう。最近ジンをよく耳にするのはそういうわけだそうだ。

関連情報
・大阪ジンフェア:http://osakazinefair.tumblr.com
・Zine's Mate:http://zinesmate.org
・Books Dantalion:http://www.books-dantalion.com



■発表2
城戸みゆき(ビジュアルアーティスト)
「旅する書物―KASHIMA 2011 BEPPU ARTIST IN RESIDENCEで出会ったブックアートを中心に」

 城戸さんは、様々なアーティスト・イン・レジデンスで滞在制作経験を積んでこられた。今回の発表では、最近滞在制作した「KASHIMA 2011 BEPPU ARTIST IN RESIDENCE」に至るまでのご経験を、ブックアートにまつわるエピソードを交えてご紹介いただいた。

 まずはじめに2009年に滞在したオーストリア・クレムにあるアーティスト・イン・レジデンスについて。このレジデンスの近くにある墓地に、以前レジデンス滞在したアーティストが手がけたモニュメントがある。そのモニュメントは屋外にぽつんと佇んでいるが、雨風がしのげるようになっている本棚で、その本棚の中に本が幾冊かおさめられている。それらにはドイツ語で虐殺の歴史が書かれているらしい。

 次に2008年に滞在したフィンランド・ミッケリのArt Center SAKSALAでのアーティスト・イン・レジデンス。ここでの城戸さんのプロジェクトは、教室の机の落書きを紙に印刷し、それをランチョンマットとして配布して学校の食堂で使用してもらうというもの。レジデンスの近くには、古くから聖書などを印刷してきた印刷所があり、そこで印刷してもらったとのこと。

 2010年には韓国・清洲(チョンジュ)のHIVE art campで「忘れたことさえ覚えていない」というタイトルのインスタレーション作品を制作した。清洲には古印刷博物館があって、かつて活字印刷が盛んだったせいか、活字印刷の制作過程をからくり人形で再現した展示室があったり、活字印刷を体験できたりしたそうだ。また2008年アートフェスティバル清洲で開催された展覧会のカタログ『Nonscence of Knowledge : Book+Art』から、韓国のアーティストによるブックアート作品を少し紹介してくださった。

 最後は大分・別府のKASHIMA 2011 BEPPU ARTIST IN RESIDENCEでの様子。城戸さんは、滞在中に食べた野菜や果物の種を日々育苗ポットに播き、育てていくというプロジェクトを行った。別府でもブックーアートらしきものを見つけた城戸さん。同時期にBEPPU PROJECTで滞在制作していたタイのアーティスト、ピシタクン・・クアンタレーング(Pisitakun Kuantalaeng)が制作した『ERQUE』というマンガの小冊子を、実物と彼のインスタレーション作品の写真を見せながら紹介した。下の写真に写っているキャンディーの様なものは、彼のインスタレーションに使われていたもの。「ERQUE(アークイ)」とは、彼が生まれて初めて東京で地震に遭遇した時に発した驚きの言葉だそうだ。他にも別府の雑貨屋で見つけた手づくり本なども紹介してくださった。



紹介された本
・『Nonscence of Knowledge : Book+Art』, 2008 Art Festival Cheongiu, 2008
・『ERQUE』, Pisitakun Kuantalaeng, 2011
・『ZINES! Volume One』, V.Vale, Re/Search Publications, 1996
・『ZINES! Volume Two』, V.Vale, Re/Search Publications, 1997

関連情報 
・Artist-in-residence Krems(オーストリア・クレムス):http://www.air-krems.at
・Art Center Saksala(フィンランド・ミッケリ):http://www.saksala.org/artists-in-residence/index.htm
・古印刷博物館(韓国・清洲):http://www.jikjiworld.net
・KASHIMA 2011 BEPPU ARTIST IN RESIDENCE(大分県・別府市):http://www.beppuproject.com/project/kashima.html



■発表3
森下明彦(メディアアーティスト/美術愛好家)
「本と美術――いくつかの事例を基に」

 2011年にアメリカで再版された「ブック・アート」に関する本『The Book as Art』を紹介しながら、オブジェとしての本や、本を素材とする作品の紹介をしていただいた。

 この本を発行した「the National Museum of Women in the Arts」はアメリカ・ワシントンDCにある国立美術館で、美術館の中に「Book Arts」部門があり、そこに学芸員がいるとのこと。「ブック・アート」がジャンルとして認められている上、この本ではその「ブック・アート」作品を9つのテーマに分類してまとめてある。本全体を紹介しつつも、今回は特にオブジェとしての本をピックアップしてみてゆき、修正・加工した本(Altered Book)、1点もの本(Unique Artists' Book)などの事例を知ることができた。

 また、本を素材とする作品を知るために、もう一冊2011年に出版された『Book Art: Iconic Sculptures and Installations Made from Books』という本も紹介いただいた。森下さんは、このタイトルにある「Iconic」という言葉の意味を「象徴的」と捉えるのがよいのか、「画像/映像の」とか「模造的な」とか、どの意味でとらえるとよいのか考えているとのこと。この中の作品で特に目に留まったのが、ジム・ローズノー(Jim Rosenau)の「Steps to better reading」という作品。ヴィンテージ本を家具の素材にした作品はまさに「ブック・アズ・ファニチャー」、素材と意味とがぴったりと合った作品だった。

紹介された本
・『The Book as Art Artists' books from the National Museum of Women in the Arts』, Krystyna Wasserman 著, Princeton Architectural Press, 2007/2011(第二刷)
・『Book Art: Iconic Sculptures and Installations Made from Books』,Paul Sloman 編, Gestalten, 2011




蛇谷さんの発表より、「大阪ジンフェア」のフライヤー



城戸さんの発表より、墓地の本棚モニュメント



城戸さんの発表より、紹介いただいた本



森下さんの発表より、ジム・ローズノーの作品について



(レポーター:ふるさかはるか)



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# by bookartpicnic | 2012-04-12 03:15 | 研究会

ブックアート研究会(第二回)

日時:2011年12月27日(火)13:30〜(開場13:15)
会場:総合生涯学習センター第七研修室(梅田第2ビル5階)
http://www.osakademanabu.com/umeda/

内容:(敬称略)
蛇谷りえ (こどもとアートとその周辺のためのプロジェクト[RACOA]ディレクター)
「ジンフェアレポート〜ジンに関わる人たちのビデオインタビュー上映と行ってみた感想〜」
城戸みゆき(ビジュアルアーティスト)
「旅する書物―KASHIMA 2011 BEPPU ARTIST IN RESIDENCEで出会ったブックアートを中心に」
森下明彦(メディアアーティスト/美術愛好家)
「本と美術――いくつかの事例を基に」

参加費:無料ですが、資料代実費、会場費を参加者人数で割った金額をいただきます。

定員:20名

お申し込み・お問い合わせ先:bookartstudies(at)gmail.com
(at)を@に替えてお送りください。
お名前・ご連絡先をご記入の上12月26日(月)までに上記メールアドレスまでお申し込みください。

研究会ブログ:http://bookartpic.exblog.jp



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# by bookartpicnic | 2011-11-30 21:07 | 研究会

第一回研究会:レポート

第一回研究会

参加者:17名(アーティスト、グラフィックデザイナー、文系(?)研究者、愛好者、アートNPOスタッフ等)

■登久希子(人類学)「ポーランドのブック/アート事情」(仮)
登さんが人類学のフィールドワークで滞在したポーランドで出会ったアーティスト・ドロタさんの活動と、彼女の“ブックアート”的な作品紹介。ドロタさんは、ポーランドの首都ワルシャワにあったベトナム人移民が多く商店を営むマーケットで、路上パフォーマンスというか、露天型コミュニケーションアートをしたこともあるそうです。そんな彼女の“ブックアート”的な作品も、コミュニケーション型。ドロタさんが描いた絵と、国籍や文化背景が違う人たちの言葉が、任意につながる物語絵本のようなもの。実際の作品の本も、研究会参加者に閲覧されました。

著者(アーティスト):Dorota Podlaska
本(展覧会)のタイトル:Zagubione w tłumaczeniu (Lost in Translation)
発行:BWA Galeria Sztuki w Olsztynie, Poland
印刷:Gutgraf

■ふるさかはるか(版画家)「ノルウエーで見つけたブックアート」(仮)
ふるさかさんが、アーティストインレジデンスで滞在したノルウエーの北極圏の村の名前はマーツェ。そこは、サーミ人という少数民族の村なのだそうです。ふるさかさんは、サーミ人の文化に注目し、カウトケイノという町のサーミ大学の図書室と、カラショークという町のサーミ議会の図書室で、見つけたサーミ語で書かれた、視覚障害者向け絵本1冊とアーティストブック2冊を、画像を交えて紹介しました。

著者:アネット・ディーセン(Anette Diesen) (1953-)
タイトル:『ニルスとマティスじいさん』("Nillas ja Máhtte-áddjá")
発行年:1996

著者:ブリッタ・マラカット・ラッバ (Britta Marakatt-Labba) (1951-)
タイトル:『刺繍された物語』("Sággon Muitalusat")
発行年:2010

著者:ニルス・アスラク・ヴァルケアパー (Nils-Aslak Valkeapää)(1943-2001)
タイトル:『ザ・サン、マイファーザー』("Beaivi Áhčážan")
発行年:1991



■森下明彦(メディアアーティスト、美術愛好家)「ブック・アートを巡る言説の歴史―その1」
森下さんは、そもそもブックアートと呼ばれるジャンルが確立したきっかけは、イタリアにあるとし、美術評論家のGermano Celantの著書を紹介。他のブックアート参考文献もあげつつ、Celantが、アルテポーヴェラの名付け親でもあることや、この"Book As Artwork 1960/1972"には、有名なコンセプチュアルアーティストの初期作品の引用が多く、なのに全く画像がなくテキストだけで、読み進めるのに忍耐力がいるね、という話に展開していきました。研究会参加者も、いい意味でシンプル、率直に言うとそっけない手のひらサイズの薄っぺらい本を実際に手に取り閲覧しました。

著者:Germano Celant
タイトル: "Book As Artwork 1960/1972"
出版社:Nigel Greenwood Inc.
出版年:1972



○研究会参加者Aから、「ジン」って最近聞くけど、何なのか?という疑問があがり、それに対して、いくつかの意見が出ました。また参加者Bが、参考図書として以下を上げました。

著者:アリスン・ピープマイヤー
タイトル:『ガール・ジン 「フェミニズムする」少女たちの参加型メディア』
訳者:野中モモ 訳
出版:太田出版



○次回の報告者を募ったところ、以下三名となりました。
城戸みゆき、蛇谷りえ、森下明彦

○後日談。ふるさかさんは「“記録”と“配る”というブックアートの機能が、パフォーマンスアートにフィットする」と、のぼりさんと、森下さんの発表を聞いて思っていたそうです。

(レポート:中西美穂)
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# by bookartpicnic | 2011-09-06 20:40 | 研究会
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